初心者ガイド
無料SSLは53社が対応 — 差がつくのは「範囲」と「期間」
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情報ソース
- 当サイト掲載データ(各サービス公式サイトで確認した情報)
更新履歴(1件)
- 記事を公開。
無料SSLは、当サイトが公式確認した共用サーバー67社のうち53社が対応していました(2026年7月時点の確認内容)。ほとんどのサーバーで使えるため、これ自体では差がつきません。差が出るのは「どこまで無料か」です。
例外1: 無料なのが初年度だけ
GoDaddy(Webホスティング エコノミー)は無料SSLが1年間のみです。デラックス以上のプランでは無制限になります。
現在は無料SSLが標準という前提で比較されることが多いため、「無料SSL付き」という表記だけを見て契約すると、2年目から費用が発生するという事態が起こり得ます。当サイトがドメイン特典を分析したときと同じく、海外サービスには「初年度のみ無料」という設計が見られます。
| 無料SSL | あり |
|---|---|
| 無料SSLの種類 | 無料SSL(エコノミーは1年間のみ。デラックス以上は無制限) |
例外2: プランに含まれない
スマイルサーバのベーシックプランには無料SSLが含まれません。SSLを使うには、JPRSドメイン認証SSL込みの**SSLセットプラン(5,500円/月)**を選ぶか、別途契約が必要です。
常時SSL化は現在ほぼ必須のため、実質的な費用はSSLセットプランで比較するのが現実的です。月額4,290円と5,500円では、他社との比較結果が変わります。
また使えるねっとは、SNI対応でSSL証明書は有料オプション中心という記載です。無料SSLの明記は確認できていません。
例外3: 証明書の種類が違う
無料SSLの内訳を見ると、13社がLet’s Encryptを明示していました(ConoHa WING・Bluehost・ChemiCloud・Cloudways・FastCometなど)。
一方、CPIは自社のCPI SSLサーバー証明書(DV認証)を標準提供しています。証明書の発行元が異なると、更新の仕組みや対応範囲が変わることがあります。
| 無料SSL | あり |
|---|---|
| 無料SSLの種類 | CPI SSLサーバー証明書(DV認証)標準 |
確認したい3点
1. 自動更新されるか
Let’s Encryptの証明書は有効期間が短く、定期的な更新が必要です。多くのサーバーは自動更新に対応しており、SiteGroundは「自動インストール・自動更新」、Zenlogicは「自動更新」、HostPapaは「自動発行・自動維持」と明示しています。
手動更新が必要な場合、更新を忘れるとサイトに警告が表示されます(SSLの警告・エラーが出るときの対処)。
2. 対象は全ドメインか
複数サイトを運用する場合、すべての独自ドメインに無料SSLが付くかを確認してください。HostArmadaは「全ドメインに無料SSL」、Hosting.comとKnownHostは「全プランに無料SSL」、DreamHost・Exabytes・Hostingerは「無制限の無料SSL」と明示しています。
「1ドメインのみ無料」という設計もあり得るため、複数サイトを運用する予定なら確認が必要です。STRATOは「SSL証明書1つ付属」という記載です。
3. 設定は自分で行うか
無料SSLがあっても、有効化は自分で操作する必要がある場合があります。ABLENETは「ドメイン設定時に自動発行・導入」と明示しています。
設定しただけでは不十分で、サイト全体をhttpsで表示する常時SSL化まで行う必要があります(SSL化(常時SSL・https)とは)。
実務的な考え方
- 国内の主要サーバーを選ぶ → 無料SSLは標準で付くため、これで悩む必要はほぼありません
- 海外サービスを検討する → 「初年度のみ」でないかを確認してください
- 法人向けを検討する → プランに含まれるか、別プラン扱いかを確認してください(スマイルサーバの例)
- 複数サイトを運用する → 全ドメインが対象かを確認してください
無料SSLの有無より、期間・範囲・自動更新の3点のほうが実務的な差になります。
無料SSLと有料SSLは何が違いますか?
通信を暗号化するという機能面では同じです。有料証明書は組織の実在性を証明する種類(OV・EV)があり、企業サイトで信頼性を示す目的で使われます。個人ブログや一般的な企業サイトでは無料SSLで問題ありません。
無料SSLの証明書はどこが発行しているのですか?
当サイトの掲載では、13社が無料認証局のLet's Encryptの利用を明示しています。広く使われており主要ブラウザに対応しています。有効期間が短いため定期的な更新が必要ですが、多くのサーバーが自動更新に対応しています。CPIのように自社発行の証明書(DV認証)を標準提供するサービスもあります。
無料SSLがないサーバーは避けるべきですか?
常時SSL化はほぼ必須のため、無料SSLがない場合は証明書の費用を月額に加えて比較してください。スマイルサーバのようにSSL込みの上位プランがある場合は、そちらの価格で比較するのが現実的です。