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海外VPSに日本リージョンはあるか — 12社の拠点を確認して整理
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情報ソース
- 当サイト掲載データ(各サービス公式サイトで確認した情報)
更新履歴(1件)
- 記事を公開。
海外のVPSは月額が安く見えますが、サーバーの設置場所が海外だと通信の往復に時間がかかります。日本からの利用を前提にするなら、料金の前に拠点を確認するのが順序です。当サイトが公式サイトで確認できた12社について、日本国内のリージョンの有無を整理しました(2026年7月時点の確認内容)。
日本リージョンがあると確認できた海外VPS
| サービス | 公式に確認できた日本の拠点 |
|---|---|
| Vultr | 東京・大阪の2リージョン |
| Linode/Akamai Cloud | 東京・大阪(アジア太平洋にシンガポール・ムンバイ等) |
| Amazon Lightsail | アジアパシフィック(東京)リージョン |
| Kamatera | 日本(東京)データセンター |
| Contabo | 日本(Asia-Japan)リージョン |
海外事業者でも、日本にリージョンを持つサービスを選べば距離の問題は避けられます。特にVultrとLinodeは東京・大阪の2拠点を持ちます。
| データセンター | 世界各地。日本国内は東京・大阪の2リージョン(公式ロケーション一覧で確認) |
|---|
日本リージョンの記載が確認できなかった海外VPS
| サービス | 公式一覧で確認できた拠点 |
|---|---|
| DigitalOcean | ニューヨーク/サンフランシスコ/アムステルダム/シンガポール/ロンドン等(東京の記載なし) |
| OVHcloud | 欧州・北米に加えアジアはシンガポール・ムンバイ・シドニー(日本の記載なし) |
| Scaleway | パリ・アムステルダム・ワルシャワ(欧州のみ) |
| UpCloud | 欧州中心。アジアはシンガポール等(東京の記載なし) |
これらは日本から使えないという意味ではありません。アジアの近隣リージョン(シンガポールなど)を選ぶことはできます。ただし国内リージョンと比べると距離があるため、応答時間には差が出ます。
| データセンター | ニューヨーク/サンフランシスコ/アムステルダム/シンガポール/ロンドン/フランクフルト/トロント/バンガロール等(公式一覧に東京の記載なし) |
|---|
国内事業者は当然ながら国内に拠点がある
| サービス | 拠点 |
|---|---|
| さくらのVPS | 石狩(北海道)・大阪・東京から選択 |
| さくらのクラウド | 石狩・東京の自社データセンター |
| IDCFクラウド | 東西に分散した全15ゾーン(国内) |
さくらのVPSは契約時にリージョンを選べるため、災害時の分散という観点で拠点を分ける設計も可能です。
なぜ拠点が重要なのか
サーバーとの通信は物理的な距離の影響を受けます。日本と欧州・米国では往復に相応の時間がかかり、これはサーバーの性能を上げても解消しません。
影響が特に大きいのは次のような用途です。
- FX自動売買(MT4/MT5): 注文の応答時間が結果に影響します(FX用VPSの選び方)
- ゲームサーバー: 参加者の体感に直結します(Minecraftサーバーの費用)
- 日本向けWebサイト: 表示速度に影響します
逆に、バッチ処理・開発検証・自分だけが使うツールなどでは、拠点の違いが問題にならないこともあります。用途によって重要度が変わる項目です。
確認するときの注意
- リージョン一覧は変わります。当サイトの掲載も公式サイトで確認した時点の内容であり、契約前に最新の一覧を確認してください
- 同じ事業者でも、プランによって選べるリージョンが異なる場合があります
- 当サイトでは、公式の拠点一覧に日本の記載が見つからなかった場合に「記載なし」と書いています。将来の追加を否定するものではありません
なお、海外サービスは米ドル・ユーロ建てが中心のため、当サイトでは日本円の価格比較(価格軸)から除外しています。為替で支払額が変動する点もあわせて検討してください(海外レンタルサーバーという選択肢)。
日本リージョンがないVPSは使えませんか?
使えます。シンガポールなどアジアのリージョンを選べば距離は縮まります。用途がバッチ処理や開発検証であれば、拠点の違いが問題にならないことも多くあります。応答時間が結果に影響する用途(FX自動売買・ゲームサーバー・日本向けの表示速度)では国内リージョンが有利です。
リージョンはあとから変更できますか?
サービスによります。多くの場合、稼働中のインスタンスの所在地を直接移すことはできず、新しいリージョンで作り直してデータを移す形になります。最初に選ぶ段階で決めておくのが確実です。
国内VPSと海外VPSはどちらを選ぶべきですか?
日本語サポートと国内リージョンを重視するなら国内事業者、料金や機能の選択肢を重視するなら海外という整理になります。海外は米ドル建てが中心で為替の影響を受ける点、日本語サポートの記載がない場合が多い点も判断材料です。